動物形土製品
【大きさ】 31.5×16.2×9.8㎝
【重さ】 1,005g(復元部含む)
【材質】 土製
【時期】 縄文時代晩期初頭(約3,000年前)
昭和51 (1976) 年、新千歳空港建設のために発掘された美々4遺跡から発見されました。頭・首・胴そして指の刻まれた手足を持ち、カメ、水鳥、ムササビ、アザラシにも見える不思議な姿をしています。全長31.5センチ、最大幅16.2センチ、最大厚9.8センチ、中は空洞で全身に美しい模様が描かれています。縄文時代晩期初頭につくられました。祭りや呪いに関する遺物と考えられます。昭和54 (1979) 年に国の重要文化財に指定されました。