男性土偶
【大きさ】 身長14.5cm、上半身の幅7.3cm、お腹の幅3.4cm、下半身の幅6.5cm、厚さ1.2cm
【重さ】 107.6g
【材質】 土製
【時期】 縄文時代晩期後葉(約2,400年前)
蘭越のナイベツ川付近で見つかった板状の人形(土偶)です。まゆや鼻などの顔の表現がママチの土製仮面とよく似ています。縄文時代の土偶はほとんどが女性をモデルにしているので、男性とはっきりわかる例として全国的にも大変珍しいものです。全長 14.5センチ、縄文時代晩期に作られたと考えられています。昭和52年千歳市の有形文化財に指定されました。